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kasane kop / urushi 溜

イメージは昔ながらの喫茶店や食堂やレストランなどで、たぶん誰しもが一度は見た事のあるような馴染みのカタチ。素材はガラスだったりプラスチックだったり、現在は陶磁器のものなども見かけます。
そんな一見普通のカタチを一からフラットな目線で見直し、岩手県の木地師(horimoku / 堀 秀慈郎 氏)と共に試作を重ね、木で制作しました。温かい飲み物も冷たい飲み物もどちらも普通に使える日常のコップですが見慣れたカタチなだけに逆にとても新鮮な雰囲気に。
更にこのurushiタイプは内側全てと外側の上部に関しては、県内の塗師(内記友和 氏)に依頼し漆で仕上げております。(上塗りは浄法寺漆を使用)
径が比較的細く、真っ直ぐの立ち上がり、尚かつ内側にも段差がある為、塗りもかなり難易度の高い作業になりますが、一つ一つ丁寧に仕上げて頂いております。底面には制作者や産地、Lot番号をレーザー加工で施しました。漆器でこういった仕上げは少し珍しいかもしれませんが、そのあたりが岩手らしさ+ホルツらしさかとは思っております。箱にはほぼ実寸で箔押しを。通常のウレタン仕上げのものは黒の箔ですが、漆タイプに関しては金の箔を使用しております。日常使いはもちろん結婚祝いなどギフトにもオススメの逸品です。積み重ね(kasane)塗り重ね(kasane)のノーマルタイプ以上に、より『kasane kop』というネーミングも際立つものとなりました。

※底面のレーザーは別注タイプも一定数量からはお受けする事も可能ですのでお気軽にご相談くださいませ。


【 Product Story 1 　- シンプルの難しさ - 】
【 Product Story 2 　- 断られる技術 - 】
※Product Storyは1話につき約5分の音声です。